お盆が過ぎても猛暑が続く長野市街地、長野へ来てこんなに暑さが続くのは初めて。涼を求め戸隠高原へ行って来ました。高原は天然クーラーです。トンボも沢山飛んでいましたが、撮影できたのは赤と青2頭。
植物園にはたくさんの花が咲いていました。撮って来ませんでしたが大きくなった水芭蕉の葉がいたるところで食いちぎられ無くなっているのです。野生動物に食べられたのでしょうか。実は熊の大好物ということは聞いたことがあるのですが、こんな葉が無くなっているのを見るのは初めてです。水芭蕉は夏の間大きくなった葉が光合成することでで球根に栄養をつけると思うのですが、それができないとどうなるのかな? 2023.8.30
▼ 大木の朽木にはキノコや苔に混ざってホコリさんたちも! しかし胞子を放出した後の残骸が多く掲載できるものは僅かです。
▼ 苔が茂った朽木を覗いてみたら摩訶不思議なものを発見!
なぞの赤いものはあっという間に黒くなり、その後は! 黒い焦げ目の着いたような褐色に変わり、避けて網目ができ、その中から胞子を飛ばしているようです。 2023.8.28
▼ 以前クモノスホコリが一面に発生していた朽木に銀色に輝くホコリさんを発見! 2023.8.28
▼ 輝く昆虫 2023.8.28
粘菌を探していたら、松の倒木の切り口にあり、変形菌未熟子実体を新発見!と喜んだのですが、なんだかわからない? 2023.8.23〜25
長野市は35℃越えが珍しくなくなりました。今日は涼しさとルリモンハナバチを求め地附山へ行って来ました。公園駐車場に車を止め公園事務所の方へ行くと西沢さんとイケさんが外に出て来ました。17日午後の激しい雷で地附山公園の水道施設が使えなくなったそうです。つまりトイレもダメ。壊れたモーターは型が古く代わるものがなく、復旧には時間がかかりそうです。その日の雷は他で聞いたのですが善光寺山門にも落ちたらしい。バケツをひっくり返す様な雨と激しい雷はこわかったです。長野市はその日の雨以外はほとんど降っていません。連日の厳しい暑さは体にこたえます。農作物の生育も心配です。 2023.8.20
雨が少なくても、強烈な嵐がきてもホコリさんたちは活動しています。
ルリモンハナバチを見てみたいという孫と一緒に山頂に見に行きました。この蜂が大好きなマツムシソウの花はまだ少ない。何度か現れましたが滞在時間は僅か。あっという間にいなくなってしまいました。 2023.8.12
咲き始めたマツムシソウにルリモンハナバチがやってきました。2日前にイケさんから見たという情報があり、今日はそのイケさんと合流し見に行って来ました。でもなかなかやってきません。1時間ほど待ち諦めて帰ろうとした時やってきました。でもあっという間にいなくなってしまいなんとか撮影できたのがこれです。 2023.8.9
ツマグロヒョウモンチョウの交尾の姿も近くで見ることができました。
退色してしまい色が青から緑に変わってしまいましたが、アオウツボホコリを見ることができました。これも2日前のイケさんからの情報です。2日前はもっと青かったそうです。
クロクモソウは妙高山の中腹、赤倉清水から流れる沢沿いにまとまって咲いていました。赤倉清水はゴンドラ山頂駅(標高1256m)から徒歩10分ぐらいの、森の入り口のようなところにあります。 2023.8.5
長野市ほ今朝は涼しく20℃を下回ったようです。空は秋の気配です。朝の用を済ませ、志賀高原へ足を伸ばしました。
久しぶりにまとまって咲いているヤナギランを見ることができました。20年ほど前でしょうか、志賀高原の道路脇にはあふれる様に咲いていて、道路整備のため沢山刈られていたのを思い出しました。そのくらい雑草の様に咲いていたのですが、このところ見る機会が少なくなっていました。標高2000メートルのスキー場ゲレンデに群生していて咲いているアザミとヤナギラン、赤の饗宴です。 2023.8.2
▶️ 詳しくはこちら「393 東館山から、寺小屋峰、金山沢の頭」
という疑問を解き明かすために今日も裏山へ。このアオモジホコリ、回ったところ数カ所で見つけることができました。今は活動期なのでしょう。本には「未熟子実態は緑色」と書いてあって、これが名前の由来らしいのですが、それは見つけられませんでした。緑色だとコケと見分けがつかないのかもしれません。 2023.7.28
朽木を覗いているとこんなものも・・・。セミの鳴き声が今年は少ないように感じます。山の中は静かです。
とうとう長野市も36℃という異常な暑さを記録しました。地附山も暑いですが、それでも頂上付近は2~3℃ぐらい低いかもしれません。 2023.7.27
▼地面の朽木も観察しました。じっと座っていると今までは地附山ではあまり気にならなかった蚊が次から次へと顔、手を襲って来ます。蚊が増えたのは暑さのためかな? 小さな虫が目に飛び込んできます。それでも時間と手間をかけホコリさんを観察するのはそれほど魅力があるからです。おかげさまで初めてのホコリさんを3つ発見しました。どのホコリさんも非常に小さくキフシススホコリ以外は、0.5~1mmぐらいの大きさで撮影してみて様子がわかるという感じです。
キフシススホコリ?の変形体、2日後の今日どの様に変化をしたかな? 昼頃から予定があるので、朝一番で見に行きました。目立たないいくつかのキフシススホコリの塊になっていました。変形体の勢いからもう少し大きな塊を想像したのですが、茶色の胞子を飛ばし始めているのが分かります。他のホコリさんも変化が速い! 2023.7.24
サラノセムラサキホコリは胞子を飛ばしても子嚢てっぺんにお皿の様なものがあり、そこに胞子が残るらしい。この写真のホコリさんそれぞれの頂に黒いお皿が載っている様に見える。胞子を飛ばし始めている。柄が短いのも特徴。
裏山のオオバノトンボソウが咲き出しました。土曜日ですが暑かったので入っている人は少なかった! ホコリさんの活動も活発です。 2023.7.22
▼ モジホコリ科に属するホコリさんたちの変形体はよく動き変形するそうです。キフシススホコリだと思われるホコリさんですが、同じものを約1時間後に撮影したものです。変形しながら手前に移動しているのがよくわかります。
▼ アミホコリの仲間なのですが、高さ1.5mmほどと非常に小さくて判別が難しいです。子嚢の形、柄が長いのでオジギアミホコリでしょうか。アシナガアミホコリかもしれません。
今回の山歩き花の旅は、車山とその周辺の高原を歩きましたが、柵に囲まれた場所にニッコウキスゲなどの山の花がやや賑やかに咲いているだけといった寂しい山の旅になってしまいました。花が寂しいのは歩いたところだけならいいのですが。 2023.7.19, 20
昨年同じ時期に志賀高原で一面に咲くニッコウキスゲを見ましたが、今年の車山高原は柵に囲まれたところ以外はほとんど見当たりませんでした。パンフレットを見てやって来た人々は残念そうでした。お隣の八子ヶ峰ではアザミが花の部分だけなくなっているといういたいたしい状態を見てしまいました。鹿による食害なのでしょう。食害を減らしたいと思いますが、できることはジビエ料理を積極的に食べることでしょうか?
暑い! 高い山が涼しそうだけれど、3連休で簡単に行けそうなところは混んでいそうだし、真夏の茶臼山(長野市)はどんな感じだろう・・・暑いのを覚悟で行ってみました。 2023.7.16
このところの湿り気と暖かさで、朽木を覗くとほとんどいらっしゃるんです。色々なホコリさまが。そして800mに達しない標高なのですが、山の中は結構涼しいんです。時間が経つのを忘れて見入ってしまいました。
まるで半透明のプラスティックのよう.胞子を飛ばし始めた黄色の子実態は何度か見て来ましたが、未熟は初めてです。これから茶色、黄色と変化し胞子を飛ばしていくのです。
近くには茶色に変化したものも。お昼前だったので一平ちゃんとかペヤング・・・とかを連想してしてしまいました。そして・・・新発見!
黒い子実体が塊になっていて、上部は黄色に変化しています。下には変形膜を張っているものもいます。ひも状のものは柄かもしれません。この柄は下の朽木から出ています。
塊がブドウの房のようにも見えます。ブドウフウセンホコリかもしれません。ブドウフウセンホコリは下へ垂れ下がって胞子を遠くへ飛ばすらしいのです。
朽木の白い部分はコウヤクタケのようなキノコの跡かもせれません。ブドウフウセンホコリはキノコキラーだそうです。黒い小さなツブは食べた後の排泄物かも。
ツノホコリの仲間は森の中の朽木に沢山出ていました。この仲間は変形菌ではなく、原生粘菌類に入れられています。子実態がゼラチン質でできていて、胞子はその周りについている。変形菌は子実態の中に胞子を作ります。
粘菌(変形菌)は有機物を無機物に変える役割を持つキノコやカビその他の微生物を食べているそうです。一見朽木についているので、朽木を腐らせている様に見えますが、腐らせるスピードを抑える働きをしているそうです。他沢山のホコリさんに出会うことができました。最後に・・・
今日は用事があり短時間での撮影となりました。最近の湿気と暖かさの気候のせいか、ツノホコリさんをはじめホコリさんは比較的容易に見つけることができました。目的のホコリさんの経過を見たかったのですが、激しい雨で流されてしまったのでしょうか、全く見当たりません。残念! 2023.7.13
今日の長野市は日本海にある梅雨前線のため、お日様が隠れ気味で比較的涼しく、最高気温は27.9℃。曇りがちの天気で夕方から雨から降り出しました。同じ長野市でも、市街地から北西部にあり標高も高い鬼無里(きなさ)の気温は市街地に比べもっと涼しく散策をしていても汗をかきません。道路脇(今は車が入れない)に咲いていた夏の花々です。 2023.7.12
湯の丸高原の池の平湿原・三方ヶ峰で初夏の高山に咲く花々を見て来ました。 2023.7.7
今日は平日なので、来場者は学校の遠足が数校、他は中高年のグループがほとんどいった感じでした。きびしい山登りをしなくてもコマクサを見ることができるためでしょうか、駐車場には県外ナンバーの車が多く停まっていました。偶然にも男性のインフォメーションセンターの方(今日は非番)とほとんど一緒で、詳しく花やルートの案内をしていただき花の旅を堪能することができました。
今日は七夕・・・願いが叶ったのかもしれません。
アミホコリ。このシーズン花が少なく粘菌の発見が多いのでこのトピックスがだんだん粘菌のページになってきてしまいました。 2023.7.6
今朝、庭に生えている青じその葉の両面に整った模様が描かれているのを発見。もしやと思い、図鑑で調べてみたらクダマキフクロホコリという変形菌らしい。初めてお目にかかりました。モジホコリ・モジホコリ属。生きている葉に発生することもあるんですね。 2023.7.5
くだを巻くのは人間の世界だけかと思っていましたが、ホコリさんの世界にもいらっしゃるんですね。粘菌はバクテリアを主な食糧としているらしいが、カビ、キノコも食糧とし植物質の物からも栄養を得ている可能性もあるという。身近なところに現れたホコリさんに感激! それもクダマキ・・・なんて
昨日は大雨。今日は一転して晴天になったので地附山へ。 2023.7.2
地附山のモウセンゴケ、花を咲かせ始めました、真っ白でいくつも咲いているので探さなくても一眼で分かります。モウセンゴケは食虫植物。受粉に来る虫を捕まえてしまわないように、花は葉(地面に近いところにつけている)からかなり高いところ(10cm以上)につけています。もしかして受粉に来てもらう虫と食用にする虫は別にしているのかもしれません。 2023.6.29
腐敗なら臭い匂いがするのですが、無臭でした。溶けている様に見え半透明になっているものは変形体かもしれません。シロキクラゲはホコリさんに食べられているのかもしれません。混じっている黒いツブ状の物は老廃物かもしれません。
昨年も咲いたヒメザゼンソウの花を今年も見ることができました。昨年は7月1日に見つけました。今年はもう傍に棒が立ててありました。ヒメザゼンソウの葉は植物園あちこちで見つけることができたのですが、花や実はほとんど見つけられませんでした。 2023.6.26
森林植物園の中をぐるぐる歩きましたが、ホコリさんはなかなか見つけられませんでした。植物園は比較的整備されていて朽木があまりないこともあると思います。標高が高く暑さはこれから、本格的なホコリさん登場はこれからのようです。
詳しくはこちら裏山で新しく2つのホコリさんを発見しました。歩いている時間より座り込んで地べたに横たわった朽木を見ている時間が遥かに長い。 2023.6.21
まず、変形体の変化の様子。ホコリが黄色キノコを食べて子実態を作り始めているところでしょうか。
粘菌の変化の姿が気になり、午後は予定があるので、午前中に急足で前回確認したところを中心に回って来ました。沢山ホコリさんと出会えました。山の中で綺麗なシジミ蝶にも遭遇。華やかな花は少ないのですが、ホコリさんのいい季節です。 2023.6.19
ホコリさんにもよりますが、変形の速さは速く、出現の仕方も突然で(突然に見える)ぼうっと歩いてはいられません。
涼を求めて名勝の滝へ。妙高と黒姫の間、新潟、長野県境を流れる関川には滝がいくつかある様です。その一つ、苗名(なえな)滝を見に行ってきました。 2023.6.17
流れる勢いと水量の多さにびっくりしました。迫力満点の滝。老若男女多くの人が訪れていました。
下流、入り口近くにある巨大な堰堤の流れ落ちる水の量もすごい。その豪音に声はかき消されスマホでの動画撮影も音による振動のためうまくいきません。失敗したものですが宜しければご覧ください。尚、ボリュームは控えめに設定した方がいいかもしれません。
滝までの道や御鹿池周囲の森は深いのと険しいのでなかなか中へ踏み込めません。倒木は片付けられているのかあまり見当たりませんでした。道の脇で見つけたホコリさんです。
未明から早朝まで激しい雨が降りました。雨が止んで曇り空になってきたので、一昨日見たムラサキホコリのその後が見たくて行ってみました。ところが・・・ 2023.6.16
粘菌アメーバは水分が多くなると泳ぎ始め他の違う性の粘菌アメーバと接合し大きくなるそうです。これを変形体といい、キノコやカビなどを食べ大きくなっていく。その後変形や分裂をするものもあり、やがて子実体を作るということです。残念ながらお目当てのムラサキホコリがいた朽木一帯は雨で斜面下部に流されてしまい、見ることはできませんでした。
一昨日出会ったクダホコリと思われる未熟子実体がどうなったか、気になり雨が降りそうな天候でしたが見に行って来ました。 2023.6.14
鮮やかな未熟子実体のイメージからは想像がつかないほどの地味さ、そしてその速い変化に驚きました。図鑑でみるとクダホコリにも色々な種類があって整理されていない様です。小さな子嚢が並んでいるのでコモチクダホコリというものかもしれません。このホコリさん胞子を飛ばし始めているのかなあ。
そのクダホコリの近くで発見。ムラサキホコリの仲間もたくさんあるのですが、よく見つかる普通のムラサキホコリのようです。濃い紫色に変化する前の未熟な状態の時の色は白色だったようです。こんな形のスウィーツを見たことある。高さ7〜8mm。
朽木の割れ目(幅5mm長さ2cmぐらい)が赤っぽく染まっていたので撮影してみました。まるでイクラのようです。トビゲウツボホコリ?・・はっきり分かりません。
曇り空なので光っている様に見えました。それぞれに柄がついていて丸い。不明ホコリの未熟子実体がどの様に変化するのか見届けることでそれが何ホコリであるかが分かるのですが、それには何度も通わなければなりません😅。ばったり出会った「イケさん」にそのことを話すと「キノコも同じ!」だそうです。
困ったな。他にも行きたいところがあるし・・・
今、地附山ではツノホコリ、タマツノホコリはたくさん見られます。それに比べエダナシツノホコリは珍しい。担子体と呼ばれるニョロニョロに白い小さな胞子がついています。撮影のため近づいたらレンズについてしまいました。
夕方5年ぶりの高校の同級会がありました。善光寺平周囲の里山に登っている人が結構いて共通の話題で盛り上がりました。でも一度も行き合ったことがない。行き合ってもわからないのか、山は地附山だけではなくたくさんあるし広いからね。
この時期の雨の後の山の中は魅力的。裏山で綺麗なホコリさんに出会いました。 2023.6.12
地附山の頂上付近で土木工事が始まっていました。電線地中化工事と説明してくださいました。山の中の電柱、電線が見えなくなるのは嬉しいことです。頂上にはテレビ局の共同配信施設があり、倒木などの災害に備えての工事かなと思いました。
一昨日まとまった雨が降りました。地附山の朽木は水分たっぷりですが、ホコリさんはあまり出てきていない。朽木を覗くために藪の中でウルシを避けながらしゃがんだり立ったりは結構辛い。諦めかけたところで見つけました。帰って来て図鑑で調べましたが「ハダカコムラサキホコリ」というものらしい。色や形が変化していく様はすばらしい。ホコリさん探しはやめられない。 2023.6.10
今日、関東甲信地方は梅雨に入ったそうです。雨が降り出す前に裏山へ。同じことを考えた人かどうか分かりませんが、普段の平日に比べ、多くの人が入っていました。たくさんの子どもたちの元気な声も聞こえてきました。帰りに駐車場を見ると、私立の小学校のスクールバスが停まっていました。春の遠足かな? 2023.6.8
袴岳は長野と新潟の境の山.いつ行っても清々しく満足感たっぷり。袴岳の山頂近くに広がるブナの森は心も体も癒してくれます。 2023.6.5
丸一日降った雨が止み、裏山の上空は晴天となりました。雨をたっぷりと吸った山中の朽木に「ツノホコリ」が発生していました。 2023.6.3
ツノホコリは粘菌グループの中の「原生粘菌類」に分類されるそうです。同じグループの中の「変形菌類」との違いは子実体の中に胞子嚢を作らず、外側に胞子をつけるところ、そして水分を保つことができず、水分が無くなるとしぼんでしまうところだそうです。水分を含み変形していくツノホコリは大変美しい!
中野市一本木公園のバラが見頃。手入れが行き届いた公園には外国からの人も含め大勢の人が訪れていました。 お祭り中の土日は最寄りの中野松川駅に特急が停まるそうです。お店もたくさん出て今年は賑やかです。 2023.6.1