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野山を歩いていると倒木や木の切り株などにキノコではなくカビでもなく小さな不思議な生き物を目にすることがあります。粘菌(変形菌)と呼ばれる生物です。
本には・・「動物と植物の中間的な生物。動物のように体を変形させて移動したり大きくなったりするが、キノコのように胞子を飛ばして増える。落ち葉や枯れ枝に住み、それらを腐らせる微生物を食料とする。山だけではなく公園や庭などにもいる! 単細胞ながら迷路も通り抜けてしまう知的な行動をする。自然界の生態系を司る需要な役割をしていることがわかってきた」・・・と書かれています。
里山で出会ったホコリさんたちです。科、属と分類して載せてありますが、図鑑を参考にしたもので学術的なものではありません。写真が増え収拾がつかなくなってしまい、分類をしてみたという程度のものです。
小さくて発見するのは困難と言われる粘菌(変形菌)を撮影することができました。名前は「ハリホコリ」。針の先の様に小さいと言うことなのでしょう。高さは250〜500μm(変形菌図鑑)。アオモジホコリを撮っていたところ手前にいました。重い三脚を持って登った甲斐がありました。特別レアーな粘菌ではないようです。 2025.7.11
このところの蒸し暑さでほとんど人が登っていない裏山。ふだんあまり見られない粘菌たちは次の世代へ繋ぐために子実体をつくり胞子を飛ばしています。子実体が人間には粘菌を判断するチャンス。よくわかる季節なのですが、暑さと蚊の襲撃で・・・ 2025.7.9
飛ばされた胞子から粘菌アメーバが出現するそうです。それは自由に体を変え、動き回りバクテリアを餌とし、大きくなるとカビやキノコを食べるようになるそうです。そうした餌が豊富にある季節なのかもしれません。粘菌アメーバが接合し大きくなると変形体へと成長する様ですが、そうした変形体を見ることもできる季節です。
胞子魂になったススホコリから1mほど離れたところに同じ様なススホコリが発生していました。フキや菖蒲の枯れた葉の上に乗っていました。 2025.7.6
ダンゴムシの死骸は関係ないのかもしれません。こんなに頻繁と思って周囲を観察すると、胞子魂になっているススホコリをもう一つ発見しました。
昨日は夕方から雷を伴う雨になり、暑さも和らぎました。朝観てみるとススホコリは表面が崩れ中の黒い部分がみえていました。下のドクダミの葉に崩れた破片がのっています。 朝6時半頃 2025.7.5
この黒い部分は胞子魂と言うそうです。じっくり継続して観察ができるのは嬉しいです。久しぶりの雨でドクダミは生き生きとしています。😞
手入れが行き届かない我が家の庭にススホコリが発生しました。枯れ木や枯れ葉ではなく生のドクダミの葉の上に発生しているのに気がつきました。滅多に無い撮影チャンスです。三脚とスマホ連動の関節シャッターで撮影してみました。 朝5時半頃 2025.7.4
ススホコリは変形し移動するのが得意らしい。それにしてもススホコリ(煤と埃)なんて名前つけられて、可哀想なホコリさん。でもフンホコリとかドロホコリなんてつけられたのもいるからね。
モジホコリの仲間には違いがないのですが、アカモジホコリと書いてある本もあって、決め手は柄の下半分が半透明の橙色であること。高さは1mmに満たない大きさ、小さくてうまく写せません。三脚があればいいのですが、重くて? 2025.6.29
たいへん蒸し暑い裏山、朽木の陰あちこちに粘菌(変形菌)が怪しく美しく輝いていました。イクラ丼しばらく食べてないなぁ🤤 高くなったからね! 2025.6.26
夏至の日の裏山、粘菌(変形菌)が大量に発生していました。 2025.6.22
長野市の茶臼山で粘菌はいないかなと朽ちた倒木などを結構探しましたが、なかなか見つかりません。粘菌畑と呼んでいた朽木があったところは、地滑り対策用工事の重機置き場になっていてその朽木はありませんでした。コース脇でようやく一つ発見したのがマンジュウドロホコリ。このホコリさん丸くなれなかったようです。 2025.6.2
黒く丸い虫はキノコムシの仲間か、ホコリの写真を撮っているとよく登場する虫です。長い方は何かの幼虫でしょうか。このホコリに窪みができたのはこの虫たちのせいかな?とも思えてしまいます。 2025.6.2
ハチノスケホコリの残骸かと思いきや、黄色い線毛帯が伸びています。これも残骸かもしれません。半分土になりかけた朽木にオレンジ色で目立っていました。 2025.2.21
11月に見たナカヨシケホコリの残骸です。その休眠体かもしれません。カビにやられていないのです。
休眠体(菌核)というものでしょうか。倒木に着いた小さな粉の塊のようなもの、拡大して見るとただ粉つぶが着いているのではなく意味のあるもののように見えます。粘菌の本を見ると、休眠体(菌核)というものらしい。環境が改善されると目覚め、粘菌(変形菌)に戻り活動を始めるそうです。 2025.1.5
変形体は、急激な温度変化や乾燥により、「このままでは生きていけない」と危機感を感じるようです。そんなとき、変形体の中にたくさんの仕切りができ、全体に厚い壁をつくり、活動を停止します。この冬眠をしているような状態を「休眠体(菌核)」と呼んでいます。環境が改善されると目覚め、粘菌(変形菌)に戻り活動を再開します。「変形菌ずかん(変形菌の一生)」川上真一 著
近くにはカビがついたツヤエリホコリがいました。 2025.1.5
山の中は紅葉も終わり草木も冬枯れ、実も小鳥たちに食べられ残りは僅か、キノコはサルノコシカケやカワラタケの仲間ぐらい。「何にもない!」・・・でもいるんです。粘菌(変形菌)が朽木の下側に、次のライフサイクルに移るために胞子を飛ばそうとしているのですが、寒そうですね。そんなに遠くに飛んでいきそうもないし・・・ 2024.12.4
倒れた朽木に広がっていました。秋から冬にかけて発生することが多いそうです。子嚢の割れ方に特徴があるようです。縦に線が入った子嚢も見られます。繊毛体のらせん紋(螺旋状の模様・顕微鏡による)が2本あるので「二縄」という名前になったということ。写真のホコリさんはまだ繊毛体や胞子をとばす段階ではないようです。 2024.12.1
倒された朽木の切り口一面に広がっていました。 2024.11.21
ナカヨシケホコリは子実体が数個ずつくっついている。子嚢の中の線毛体に弾力があるのがケホコリ族の特徴らしい。同じケホコリ科のハチノスケホコリも茶臼山で見つけました。こちらの線毛体はオレンジ色です。
いつもと違うコースで大峰山へ。ヘビさんドロさんお久しぶりです。 2024.11.16
雨が降り寒くなりました。いよいよ裏山登りも冬支度です。秋から冬への季節がわりで、見慣れないものを発見してしまいました。 2024.10.20
図鑑には変形菌の変形体(子実体を形成する前)は不明と書かれたものが多いのですが、アミホコリ属の中のホコリには青色、緑色と書かれたものもありました。
切り倒された倒木の切り口全体に広がっていました。図鑑には変形菌の変形体(子実体を形成する前)は急な温度の低下や急な乾燥に会うと、朽木や枯れ葉の奥に避難する。余裕がなくそれができない場合は菌核というものを作り変形体を守り、変形を一時やめると書かれています。
その他今は秋のハイシーズンで判別しにくい未熟子実体があちこちに出現しています。
両方とも煮豆のようではありませんか。次のは小豆でしょうか。いくらもあります。食欲の秋、食べ物に見えてしまいますね。
自然観察で地附山に入っていますが、食べられるキノコが結構出ているんです。キノコ狩りで登っているのではないのですが、この季節でしか味わえない贅沢な自然の恵みです。
10月になりホコリさんたちは新しい季節に入ったように、未熟子実体で新鮮な姿を表しました。 2024.10.10
9月26日に見た不明生物は白い部分が増えシロウツボホコリの未熟子実体から子実体になるところであることが分かりました。本には乾燥によりうまく胞子を作れないこともあると書かれてていましたので、それかもしれません。最近ほとんど雨がなく山は乾燥しています。 2024.9.30
秋から冬にかけて発生するヌカホコリの仲間がでてきました。未熟子実体がとても綺麗で肉眼でも確認できます。
粘菌(変形菌)ではないかと思い撮影してみましたが、違うようです。姿形は変形菌に似ていますが不完全菌類の仲間でしょうか。
遊歩道脇の今まで何度か観察したことのある枯れた立木にいました。
同じ木の別のところには、他のホコリさんが、全体の姿、形からハチノスケホコリの未熟子実体だと思われますが、始めて見るものかもしれません。
この立木は朽ちたままずいぶん経っています。粘菌(変形菌)がキノコや菌類など植物を分解する生物を食べているので、朽ちていく速さが抑制されていると粘菌(変形菌)の本には書いてあります。粘菌(変形菌)がいないと、森の朽木はあっという間に腐ってしまうということです。
桃色の美しいウツボホコリがいました。白いシロウツボホコリも、湿って暖かな裏山はホコリさんたちの活動が活発です。始めてお目にかかるホコリさんも発見!
久しぶりにシロススホコリを見ることができました。キフシススホコリも鮮やかな黄色に輝いていました。雨が沢山降り、地附山は珍しく湿っていました。雨の後はツノホコリの仲間が多く発生するようです。
子実体になったばかりでしょうか、まだ表面は割れずに輝いていました。
クモノスホコリが大量発生していました。そして胞子を飛ばしてしまった後のものもいました。
確定できない変形体がいっぱい。今裏山は変形体月間です。
新しい子実体もいました。アオモジホコリです。
キカミモジホコリが一面に。
こんな世界を見てしまうとネンキン生活はやめられない!
▼ モジホコリの移動・地附山 2024.7.17
モジホコリ科の仲間の変形体はよく動くそうです。切り株を移動しているモジホコリ科のホコリの変形体を発見しました。名前は分かりませんが、チョウチンホコリかもしれません。切り株にはえたキノコを食べている様です。餌を探して扇状に広がるところ、これが迷路も抜けてしまうという変形菌の移動です。
▼ キカミモジホコリ・地附山 2024.7.13
黄色に輝く「キカミモジホコリ」を初めて見ることができました。地附山はホコリさんが沢山いましたが、胞子を飛ばしてしまったものが多く、子実体がはっきりしているものは少なかったです。
柄が黄色い髪の毛のように見えるのでこの名がついたようです。これは黄色というよりは橙色です。高さは1mmほどと小さく、写してみるまでは何だか分かりませんでした。
ここにも虫がいました。こちらはキノコムシのなかまかもしれません。忙しく動いていました。綺麗にそろった子嚢の頭を食べているのでしょう。マルヒメキノコムシという虫はアゴに胞子を取り込む専用の溝があるそうで、胞子を遠くへ運ぶという役目を担っているそうです。ホコリさんは胞子を飛ばすために子嚢を作るわけですから、食べられて形が崩れようと見かけは関係ないんですね。
▼ トビゲウツボホコリの中を虫がわずかに動きます。大小2種類の虫がいます。固定でホコリさんを撮ったら虫も写っていたのでスライドショーにしてみました。
19日に変形途中のキフシススホコリを見ましたが、3日後ご覧のように変化しました。隙間から胞子の塊が見えます。
今シーズンはなかなか見つけられない粘菌。やっと見つけた変形、移動するキフシススホコリ。粘菌生活は楽じゃない?
塊の幅は1cmぐらい。一つ一つの形状は一般的なムラサキホコリの仲間の形です。その未熟子実体かとも考えましたが、本を見るとその色は黒色ではなく白色、黄色となっている・・・過去にもこの様なムラサキホコリを見たことがあります。近くには他の色のムラサキホコリの仲間もいました。
▼ ウツボホコリの仲間、トビゲウツボホコリ。本には細毛体が杯状体からはがれやすいと書かれていました。風が強い日で上の細毛体部分がたくさん飛ばされ、器だけが残っています。
雨も降り気温も上ってきたためか、ホコリさんたちの活動も増え少し見つけやすくなりました。
画面の幅は1.5cmぐらい。大きさを考えなければ、イクラ! どんなふうに変化していくかを見たいんだけれど、ここまで登ってくる体力と時間が・・・
乾燥した気候が続いていましたが、月末にたっぷりと雨が降りました。いよいよホコリさんたちが活動し始めたようです。雨の後たくさん出てくる白くて透き通ったツノホコリさんたちは見当たりませんでした。最低気温が12℃とまだ低いからでしょうか。長野は朝まだ寒い!
ほとんど残骸ですが鮮やかな色と整った形は粘菌(変形菌)の特徴ですね。朽木に発生するので、木を腐らせているのではと思ってしまいますが、腐らせている生物を食料としているのが粘菌なんですね。この2つの粘菌は胞子を飛ばす他に細毛体を伸ばし繁殖していくのが特徴らしいのですが、雪の中でも活動をしているようです!
倒木の周りは10mほどの積雪ですが、溶けてしまったのか積もらなかったのかここだけ雪はありませんでした。
先月18日からの変化。胞子を飛ばし始めた子実体が少し多くなったような気がしますが、思ったより進んでいません。
変化がほとんどなかったように見えた広くひろがっていたヌカホコリですが、ようやく子嚢が破れて胞子を飛ばし始めたものがあります。
今シーズン初めてお目にかかりました。夏の暑さのためか分かりませんが、今シーズン裏山一体ではほとんど見かけません。貴重なハチノスケさんです。
ハチノスケホコリは 比較的標高の高い山に出現すると図鑑には書かれていました。暑さには弱いのかもしれません。ハチノスケに限らず昨年と比べてホコリさんの出現が少ないと思います。粘菌は分解生物(バクテリア、キノコ、カビなど)を食べる生物。その生物が少なくなるとどうなるか、分解生物が増えてしまい森の生態系が崩れるのでは、それともキノコなど分解生物が少ないので発生しにくいのか・・・なんていろいろ考えてしまいます。
子実体の姿はヌカホコリに似ていますが、何個かくっつき合っています。
未熟子実体から黒くなり、金色になり、胞子を飛ばすまで1ヶ月半以上はかかるようです。ホコリさんたちの変形していき最後に胞子を飛ばすまでの時間はホコリさんによってかなり違うようです。
寒くなってくると輝き出すヌカホコリ。木陰(朽ちた木)に潜んでました。時間をかけてここまで熟成してきたのでしょう。間もなく子嚢が裂けて胞子を飛ばします。今まで近くまで行っていたのに気が付きませんでした。
小さいので光を当ててよく見ないと分かりません.周囲の白い部分はカビ.カビとの食うか食われるかの戦い.濃い茶色になってきたところがあります.まるでソースをかけたよう? ドイツで食べた小さなウィンナー、ニュルンベルクソーセージを思い出しました.焦げたいい匂いがしてきそう! 呑気なことは言っていられません.ホコリさんたちはこれからが勝負.ちゃんと胞子を飛ばして次世代へと繋がなくてはいけません.
このホコリさん乾燥状態が長く続き勢いがなかったように思われます。
オレンジ色の未熟子実体から黒色に変化するのはあっという間だったのですがその後の変化に時間がかかりはっきりしません。上から4点の写真。
地附山はこの頃雨がほとんど降りません。森の落ち葉は乾燥し、風が吹けば舞ってしまいます。乾燥のためか、うまく子実体を作れずカビにやられてしまうホコリさんが多いような気がします。(科学的な根拠に基づいたものではありません)
▼ 初めてみたホコリさんたち 地附山 2023.10.27▽ 初めてではありませんが、変化の様子で変わって見えます。
粘菌は3つの分類群、変形菌、原生粘菌、細胞性粘菌の総称で、こうして観察しているものは正確には変形菌とういうことです。菌とついているが菌類とは全く違い、アメーバの仲間だそうです。変形菌は世界に1000種類以上、日本には600種類以上いるということ。一部の限られたもの(ホコリさん)にしかお目にかかっていないことがわかります。
変形菌というのは粘菌類の中の一つのグループ(肉眼でも比較的見やすく変化がわかりやすい仲間)。正確には粘菌は変形菌(真性粘菌)・原生粘菌・細胞性粘菌という3つの分野群の総称をいう。(高野 丈「世にも美しい変形菌」)
▼ 茶臼山、何枚かの枯葉の上に平たい白いかたまり・・・鳥の糞ではなさそう。変形菌の一種か? 2024.11.21
ホネホコリの仲間か。或いはカタホコリの仲間か。図鑑を見ても分からない。
▼ 裏山・地附山 雨の日、傘を刺しながらの撮影。 2023.9.28
▼キノコ、サガリハリタケが黄色に変化し溶け始めている。変形菌によるものと考えられます。 2023.8.25
▼ ホコリを食べるキノコムシ・地附山 2023.8.25
▼ 変形菌の移動中 2023.7.16 茶臼山
▼ 変形体が子実体を作り始めたのか・地附山 2023.6.16→21
びっくり、どっきり。小さくても美しい?粘菌。 そんなものを撮影しています。カビやコケの類や有機物が発酵したものや、キノコ、虫の卵など粘菌ではないものもあるかもしれません。場数を踏んでいくことで「これ・粘菌?」写真の精度が高まっていくと思います。
粘菌アメーバはバクテリア、カビ、酵母、キノコなどを食べる。菌と名がついているが、菌類ではない。食糧としているそれらは「分解者」と呼ばれ植物や動物の死骸を土に還す役割をしている生物です。その「分解者」を食べてしまうので粘菌は間接的に分解を抑制する働きをしているということです。分解を抑制する働きは自然界の仕組みを大きく左右する働きです。キノコが発生する朽木に粘菌の子実体(子嚢・柄)も発生するので、キノコの仲間かと思われてしまいますが、役割は全く逆です。
人間が普段見られない地中では、食べたり・食べられたり、助けたり・助けられたり、微生物などによる生き物たちの壮大なドラマが行われているようです。それらの活動は地球規模で考えると相当なエネルギーになるということです。森の中で土に積もった枯れ葉を取り除くとキノコの菌糸が縦横に這っているのを見ることがあります。キノコは物を腐らせるだけではなく木の根本で重要な働きをしているらしいのです。目にするキノコや変形菌の子実体(子嚢・柄)は地中活動の一端でほんの一部。「これ・粘菌?」はそれらを垣間見ることかもしれません。粘菌(変形菌)に限らず、自然界の生物はそれぞれ関係しあい、絶妙なバランスをとって生きています。その一例がこちらです。
粘菌も食べられてしまいます。(粘菌が虫に食べられる ▶️)
📖参考書❢ 変形菌ずかん・川上新一 著(平凡社) ❢ 変形菌・川上新一 著(山と渓谷社) ❢ きのこ大図鑑・小宮山勝司 著(永岡書店) ❢ キノコの教え・小川 眞 著(岩波新書) ❢ 世にも美しい変形菌・高野 丈 著(文一総合出版) ❢ あした出会えるきのこ100・新井文彦 著(山と渓谷社) ❢ 美しい変形菌・高野 丈 著(PIE International)