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1 美しいヨーロッパの山村、農村風景


ヨーロッパヘ観光旅行に行くといつも感じることがあります。観光地から次の観光地へ移動する間の車窓から見える山村や農村の風景が美しいこと。 今までに車窓から撮影し、印象に残った小さな街、山村、農村風景の写真をピックアップしてみました。 Photo by mik & nrk

写真・レーティッシュ鉄道フィリズール駅近くの集落(スイス)
スイス・レーティッシュ鉄道アルブラ線フィリズール駅近くの集落。アルプスの山と牧草地に囲まれています。
写真・アンダルシア地方の集落(スペイン)
スペイン・アンダルシア地方の集落。360度すべてオリーブ畑。 家の壁は暑さ対策のため白く塗られている。
写真・レマン湖畔ラヴォー地区の集落(スイス)
スイス・レマン湖畔ラヴォー地区の集落・周囲はブドウ畑が広がる。ワイン農家が点在します。
写真・ソグネフィヨルド沿岸の集落(ノルウェー)
ノルウェー・ソグネフィヨルド沿岸の集落。 海岸周囲は氷河地形の高い山に囲まれていて船が主要な交通機関となっています。
写真・ソグネフィヨルド沿岸の家屋(ノルウェー)
ノルウェー・ソグネフィヨルド沿岸の集落。 沿岸にはこのような赤茶色の家屋をよく見かけました。
写真・ハダンゲンフィヨルド沿岸の家屋(ノルウェー)
ノルウェー・ハダンゲンフィヨルド沿岸の集落。 この沿岸ではこのように屋根に草が生えている家屋をあちらこちらで見かけました。
写真・ナーンタリの不動産屋さん(フィンランド)
フィンランド・ナーンタリの街中のお店。なんのお店でしょう?  「不動産屋さん」です。高級感ありますね。
写真・アオスタ郊外の商店(イタリア)
イタリア・アオスタ郊外の商店? それぞれの階に花が飾ってあります。
写真・ホーエンシュヴァンガウ(ドイツ)
ドイツ・ホーエンシュヴァンガウの街並み。 オーストリアとの国境近くの山麓の街。この地方は美しい湖も多い。

写真・トゥルク近郊(フィンランド)
フィンランド・トゥルク近郊のライ麦畑の中の集落。 広大なライ麦畑が広がり民家は稀にしか見られませんでした。
写真・オーストリア国境に近い村のカフェ・レストラン(チェコ)
チェコ・オーストリア国境に近い村の中のカフェ・レストラン。 ヨーロッパでは小さな村でもレストランやホテルを見かけました。
写真・ローテンブルク郊外(ドイツ)
ドイツ・ローテンブルク郊外。旧市街地は有名な観光地。 周囲にも景観への配慮がされています。
写真・エヴォラの街(ポルトガル)
ポルトガル・エヴォラの街。古い遺跡がある観光地。 観光スポットだけではなく周囲の街並みもきれいです。
写真・コンセグラの街(スペイン)
スペイン・コンセグラの街。広大な畑の中の街。 風車のある丘は観光スポットですが、そこから見下ろした街並みと周囲の畑の色彩が素晴らしい。
写真・ツェルマットの街(スイス)
スイス・ツェルマットの街。スイスアルプス谷あいの街。 交通機関でこの街に入るのには環境保護のため電車で入ることになります。 街の中の移動は徒歩か電気自動車あるいは馬車。世界中から多くの人が観光に訪れていました。

なぜきれいに見えるのでしょうか。自然の美しさもあると思います。生活している人の景観への意識も強いのだと思います。気がついたことを挙げてみました。
■ 一軒一軒の建物が周囲の建物と調和している。
■ 電柱や電線がない。目立たないようにしている。
■ テレビアンテナが見えない。あるいは目立たない。
■ 家の外、ベランダなどによく花が飾ってあります。
■ 広告やポスターがない。あっても統一されていて目立たない。
■ 物を家の周囲に置いていない。・・・などいろいろ思いつきます。

日本でも景観に対しては意識が高まっています。しかしヨーロッパから帰国後、成田空港からの車窓風景のあまりの違いにがっかりします。道路の両脇を固める電柱と空に網の目のように張られた電線類は一部を除いて日本国中に広がっています。また派手すぎて逆に目立たない広告が乱立していて街を汚しています。古い歴史的都市でもそのような景観が周囲に広がっています。

住んでいるところに愛情が無いというか大事にしていないんですね。生活するのに精一杯なのかもしれません。海外から日本に来る旅行客にはどのように見えるのでしょうか。国の隅々まで景観に気をつかっているヨーロッパの国々から教えてもらうことはたくさんあると思います。




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