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ダンスマガジン 2018年11月号


今年は素晴らしい夏でした。世界バレエフェスティバルから始まって、世界中の素晴らしいダンサーの舞台を観ることができました。

私はもちろんニーナの大ファンなので、清里フィールドバレエはもっともドキドキの舞台でしたが、私でなくとも会場のみなさんはドキドキだったと思います。会場には雲が屋根をかけ、激しい稲光の照明が舞台を彩り・・・。休憩にはポツポツと雨粒が落ちてくるという中での二時間ちょっとでした。

そんな中での『瀕死の白鳥』はえも言われぬ美しさでした。舞台上の白鳥が本当にその日の自然と一体になって、雷鳴の中で最後の一瞬を輝かせたと思えました。

休憩時間にステージに降った雨を拭きとるスタッフの方々 【写真はこのページ用のものです】


ダンスマガジン 2018年5月号


ハンブルクバレエ『ジョン・ノイマイヤーの世界』と、『ニジンスキー』を観てきました。『ジョン・ノイマイヤーの世界』は構成の素晴らしさ、舞台の輝き、そして高齢ながら若者にリフトされて空中回転までして盛り上げてくれたノイマイヤーさんの心意気……全てが感動的で素晴らしい時間でした。

『ニジンスキー』はマチネだったので、終演後楽屋口をのぞいてみました。のんびり行ったら、すでにダンサーが出てきて、待っていた人と楽しそうに語らっているようです。ニジンスキー役のアレクサンドル・リアブコさんはまだ狂気の世界との狭間にいらっしゃるような……笑顔で、なんだか親しみを感じてしまいました。

そして待つほどのこともなく、ノイマイヤーさんがゆっくり歩いて来られました。

ただにっこり立っているだけですごい存在感です。プログラムにサインをしていただいて、一緒に写真を撮っていただけますかと聞くと、さりげなく背中に腕を回してくださって……とても素敵な方でした。

深い感動を胸に、まだまださざめいている楽屋口に別れをつげました。


ダンスマガジン 2018年1月号


富山まで牧阿佐美バレエ団の『飛鳥』を観に行ってきました。大好きなニーナ・アナニアシヴィリさんが主役「すがる乙女」でした。

当日は小雨模様の天気でしたが、会場は熱気に溢れ「すがる乙女」の悲恋が浮きぼりになりました。竜神に自らを捧げながらも幼なじみの「岩足」を慕う気持ちを捨てきれない・・・・・・。幕が下りる直前のニーナの瀕死の舞いは、涙を誘わずにはいられない美しいものでした。

ニーナさんは、登場するだけで会場の空気が変わる希有なダンサー、その空間に自分がいられることが夢のようです。

その幸せの中で、これからも日本で素敵な空間をたくさん作って欲しいと、強く思いました。


ダンスマガジン 2017年3月号


ダンスマガジン2月号をパラパラめくっていて、とてもうれしいニュースを発見しました。デビッド・ホールバーグさんがオーストラリアバレエ団の公演で復帰されたとのニュースです。

2014年11月ボリショイバレエ来日のとき、楽しみにチケットを取っていたのですが、ケガのため降板、その後、期待していた世界バレエフェスティバルにも参加されず・・・、長い休演期間でしたね。インターネットで探してもなかなか見つけることができず、心配していました。

日本でもまたあのエレガントな跳躍、そして(意外と?)お茶目な笑顔を見ることができますよう、楽しみにしています。


ダンスマガジン 2016年8月号


ロイヤル・バレエの『ジゼル』を観ました。長野から行くには遅い時間でしたが、どうしてもマリアネラ・ヌニェスさんのジゼルが観たくて、新幹線に乗りました。

素晴らしかった!一途な、けれどどこか可憐な村娘ジゼルが軽やかに舞台の空気を引っ張り、ヌニェスがいるところどこも光が集まっているようでした。

大好きなヌニェスの舞台は今回4度目ですが、美しい跳躍のあとにトウシューズの音がしないことに初めて気づきました。

もちろん第二幕のウィリになってからは、ホントに空気の精のように浮いていました。優しく軽く浮かんでいるようなのに、そこに確かなジゼルの心が、ほとばしる愛が見えて、幕が下りてもしばらくはジゼルの世界からこっちに戻って来れないくらいでした。

終演後、小雨の中、楽屋口でサインをして頂きました。お疲れだろうに笑顔を絶やさず、『あなたの踊りを愛して(!)います』とブロークンイングリッシュで思わず口ずさんだ私に、『オー、サンキュー』と破顔して、握手をしてくれました。


ダンスマガジン 2015年11月号


三年に一回の世界バレエフェスティバル。今年はAB両方のプログラムを観ました。全てのプログラムに感激!目が離せないので、終演後は自分が踊ったかのようにグッタリ。帰り道は夫とどのプログラムが良かったかと話しながら指を折り、結局あれもこれもと・・・・・・二人の両手の指をすべて折ってしまいました。その中でオーレリ・デュポンとエルヴェ・モローの『マノン』はやっぱり全幕が観たかった!

この素晴らしいフェスティバル、これからも続いて行きますように、と心から思います。


ダンスマガジン 2014年12月号


オーチャードホール二十五周年ガラ公演に行ってきました。ダンスマガジン十月号で中村かおりさんの特集を見て、期待が膨らんでいました。中村さんのジュリエットは、幸せいっぱいでありながら、その先の悲劇を予感させるような、美しく激しい舞でした。

Kバレエの遅沢佑介さんもシャープなロミオで素敵でした。それから堀内元さん、ムードのある踊りで目が離せず、感動しました。

ラスト、熊川哲也さん、吉田都さんの『アルルの女』、本当にスペシャルでした。男女二人の気持ちの高まり、すれちがい、そして最後のクライマックスへ!ただそのドラマの世界へ引き込まれ、息をのんで、最後の瞬間まで夢中でした。同じ時代に生き、素晴らしい舞台を観ることができる幸せをかみしめています。


ダンスマガジン 2014年3月号


新潟市のりゅーとぴあにNoism1の『PLAY 2 PLAY』を観に行って来た。交通も産業も(もしかしたら芸術や文化さえも)中央集中型の日本、長野から隣の新潟へ行くのも一日がかり。

しかし、その一日が幸福と感じられる舞台だった。いつも目をくぎづけにされる井関佐和子さんのパワフルで優雅な動き。久々に舞台に登場した金森穣さんのシャープな影が全体を引き締める。ほかのメンバーの動きも重なり合って、目が離せない。途中、ちょっとうるさく感じるところがあったが、ハッと引き戻されて、集中したまま終演。長い息をついた。これからも新潟から文化を発信し続けてほしい。応援します!


ダンスマガジン 2012年7月号


ウィーン国立バレエの『こうもり』を観てきました。ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートでバレエ団が踊る映像を観て、楽しみにしていました。全体的にとてもシャープでおしゃれな感じがしました。

マニュエル・ルグリさん演じるウルリックは登場した瞬間からユーモアたっぷりの動きに目が吸い寄せられました。舞台がそこに集中し、またそこから広がるような感じでした。DVDで観て以来、その存在感ある踊りが大好きなルイジ・ボニーノさんのウルリックとはまったく違って、そしてどちらも素晴らしい。ダンサーそれぞれの味わいがあることを実感させてもらいました。ウィーン国立バレエの『こうもり』は上品でおしゃれな、そしてとても幸せなときをプレゼントしてくれました。


ダンスマガジン 2011年8月号


放送大学で鈴木晶先生の『舞台芸術への招待』という2回にわたる講義を聴きました。バレエの発祥から、バレエ・リュスの流れ、そして現代までとてもわかりやすく、楽しく聴くことができました。しかも、鈴木先生の優しい語り口で紹介されたのが、グルジア・バレエの映像でした。市販されていない映像で、ニーナさんの姿も見ることができ、ニーナファンの私には思いがけないプレゼントでした。

ニーナさんが芸術監督になって、はじめて来日されたときから応援していますが、今回の映像でバレエ団のレパートリーの広さにも驚きました。今後ますますニーナさんとグルジア・バレエの活躍が楽しみです。


ダンスマガジン 2010年6月号


ニーナ・アナニアシヴィリの『ジゼル』と『ロミオとジュリエット』を観てきました。観る人を幸せにするニーナの芸術。悲劇なのに、人としてあること、愛情をもって生きることの大きさを感じさせてもらい、やっぱり幸せになりました。

最終日の帰路、隣で夫がポツリと一言。「感動した。バレエを超えている!」


ダンスマガジン 2008年12月号


十月号のニーナ・アナニアシヴィリさんの表紙、とてもうれしく拝見しました。そしてインタビュー扉の写真は思わず笑ってしまいました。なんてユーモアのある方なのでしょう。

七月のアメリカン・バレエ・シアター『海賊』では美しく早い回転などに、会場がどよめきました。しかし、そのような技術的な美しさに感動するだけでなく、見ているとホカホカと幸せな気持ちになってくるのです。今日ここで会えてよかったと思えるダンサー。ますますニーナさんのファンになりました。


ダンスマガジン 2008年1月号


文化の日のイベントで、地域の小さな、小さなダンサーの発表会を見てきました。一生懸命足を開いてポーズをとっているかわいい子どもたちや、手足を精一杯伸ばして舞っている少女たちに心から声援を送りました。今年は森下洋子、ニーナ、フェリ、ロパートキナ、ルンキナ……と多くの輝くダンサーの舞台を見たのですが、その美しさを見ることができた幸せをあらためてかみしめています。




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